Step2-3  フセ


1.) フセについて。
 人に威圧感を与えず、犬自身もリラックスできる体勢が「フセ」又は「ダウン・Down」です。
犬とレストランやカフェに行くときや、散歩の途中で立ち話しをするときなど、長時間おとなしく待たせたいときに
大変役立ちます。
 又、「フセ」をしながら吠えるのは体勢的に難しいので、吠えぐせをやめさせたい場合にも効果的です。


2.) フセのトレーニング方法。
@まず犬に「オスワリ・シット(sit)」をさせます。
A次にご褒美(ドッグフード)を持った手を犬の鼻先から真下方向へ持っていき、犬の頭が下方向を向くように
誘導します。

B犬の前足のひじが地面に着いた瞬間に、褒め言葉とご褒美(ドッグフード)を与えます。
繰り返しトレーニングして、人の手が下がったときに「フセ」をすればいい事があると教えます。

C手を下げると「フセ」をするようになったら、先に「フセ」と言葉をかけて、手にはご褒美を持たずに
手を下げて「フセ」をさせます。「フセ」が出来れば褒め言葉と、隠しておいたご褒美(ドッグフード)を与えます。


3.) 注意点。
 「フセ」は体を低くし、とっさに動きにくい体勢なので、臆病な犬はマスターするのに時間がかかる
場合があります。又、「オスワリ」と「フセ」のトレーニングは手の指示が似ているので、同時に練習するのは
混乱のもとです。



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